人の身体の表面に見えている毛のことを体毛と呼びますが、この体毛は1人の人の身体に約500万本もあるのだといわれています。
ですが、実際に生えている体毛はこの約500万本ではなく、平均して150万本くらいが身体の表面で目に見えている体毛の数なのだそうです。
ではあとの3分の2にあたる体毛はどこにあるのかというと、皮膚の中で待機していて、毛が生え変わるのを待っているのです。
体毛には毛周期と呼ばれる、毛が生え変わるリズムがありますので、身体にある体毛がいつでも全て伸び続けているというわけではないのです。
体毛の1本ずつがこの毛周期のリズムを持っていて、そのリズムに合わせて毛が伸びていったり、抜け落ちたり、また次の毛が生えるための準備をしていたりするのです。
毛周期の中で毛が伸びていく段階であるのは、毛の成長期と呼ばれる時期になります。
この時期には毛乳頭や毛母細胞の働きが活発になり、身体から栄養分を充分に取り込んで、その取り込んだ栄養分だけメラニン色素が豊富に詰まった黒い毛となって皮膚の表面に登場してきます。
毛の成長期では皮膚の表面に毛が出てきてからも、毛が伸び続けていくのです。
この毛の成長が止まってしまうのが、毛の退行期と呼ばれる時期になります。
毛母細胞が分裂しなくなるため、毛の成長が止まり、やがて毛が抜けてしまうという段階になります。
毛が抜けてしまえばその毛穴からは毛がなくなってしまいますが、そのままもう毛が生えてこないのではなく、次の毛が生えるための準備をしている段階になるのが休止期と呼ばれる時期になります。
毛は表面には見られず、成長もしていないように見えますが、次の毛が生えてくるための準備は皮膚の内面できちんと進んでいるのです。
このような毛周期を知っておけば、毛が生えてくるリズムに合わせて何度かの脱毛をすることができ、身体の全体にある体毛をきちんと脱毛していくことができるというわけなのです。
脱毛の基礎知識は、脱毛について解説しています。
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